2013年5月31日金曜日

ペース・オブ・プレー

NCAAゴルフも佳境に入ってきました。

昨日までは出場30校が54ホールストロークプレーを戦い、上位8校が今日からマッチプレーを行っています。

ランキング1位のカリフォルニア・バークレー校、2位のアラバマ大は順当に勝ち上がってきています。



昨日の予選でこんな事がありました。


テキサスA&M大の2年生とUCF (University of Central Florida) の3年生が同組でスロープレーの1ストロークペナルティを受けました。


UCFはマッチプレーに残れる8位から遠かったのですが、テキサスA&Mは他の3校と並んで6位タイで終了。


4校が3枠を争うプレーオフになったわけです。


言い換えればペナルティーがなければテキサスA&Mは単独6位で進出出来たということです。


さらに悪いことに、テキサスA&Mはプレーオフで負けてしまいました。




マスターズの時に中国の14歳アマチュア、Guan君がスロープレーでペナルティーを受けたのは記憶に新しいですね。

TVでもその是非について色々意見が交わされていましたが、ペナルティーを受ける(しかも大舞台で)ということは相当酷い場合がほとんどです。


今回の場合は


● チェックポイント2カ所を遅延して通過。(普通は2回目で即ペナルティー)

● 競技委員が11ホール追跡して3人の内2人についてスロープレーと判断。


という長いプロセスを経ています。


普通はチェックポイントで "Out of Position" (自分たちの組が規定時間より遅れている)なことが分かれば多少は急いでプレーするはずです。


競技委員がストップウォッチを片手に11ホール付いてくれば


「こりゃやばいな」


なんて普通は感じるはずです。


それでもペースUPしないのですから相当酷かったのでしょう。


元々プレーが遅い人は


" ノー感 "


な人が多いですから周りのことなど気にならないのでしょうね。


私はせっかちなのでこういうタイプの人とは正直プレーしたくないです。


実際に競技で同組になったら気にしないようにはしますが、ペナルティーの可能性が上がってきたら焦りますよね。



そのテキサスA&Mの件ですが、プレーオフ終了後、ゴルフチャネルのインタビューを受けたコーチ(日本でいう監督)は涙目で「みんなよくやった」みたいなことを言っていましたが、相当悔しかったと思います。

ところがペナルティーを受けた本人は


「まぁ残念だけど、来年頑張ります。ハハ!」


と気にも止めない感じでした。


やっぱノー感?


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4 件のコメント:

  1. こういう子が強くなるのですね。笑。

    しかし学生のプレーは比較的早い気がします。

    なにせ、歩幅がでかいし、歩くスピードがめちゃ速いです。笑

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    1. こういう子が強くなる可能性は否定できませんが、「人に迷惑を掛けちゃいかん」と私は教えたいです。同組だけではなく、後ろの組も待ち待ちになちますからね。

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  2. 通りすがり2013年6月1日 1:58

    確かに素振りを三回も四回もする人いますね、ほとんど素振りしない派としては少しイライラすることありますね~でもそこでイライラしないくらいの精神力、う~ん ゴルフは奥が深いです~

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    1. 素振りなのにアドレスで固まって動かない人いますよね。そういう人に限って3回も4回も素振りします。上級者にはまずいませんが。

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