2011年3月30日水曜日

アメリカ人のゴルフ

(昔の記事ですが、後生に伝えたいので再UPです。)



アメリカ人のゴルフは日本人の想像を遥かに超えています。
トピックをいくつか:



唾(ツバ)

アメリカ人にとっては唾は清潔なものです。
キャディーさんがいないプレーが一般的なアメリカでは各自ボール拭きのタオルを持ってラウンドするわけですが、タオルの半分を水で濡らしておく・・・なんて繊細は人は少数派です。

多くの人はボールに向かって「ペッ、ペッ」と唾を吐いてタオルでゴシゴシします。間違いなく臭いですが、ボールの表面は艶々しているような気がします。

アイアンヘッドの場合は「プニュゥー」っと10円玉大の唾をスイートスポットに落としタオルでゴシゴシします。

時々同伴競技者がグリーン上にタオルを忘れそうになるのですが、手では拾わずパターヘッドに引っ掛けて渡してあげます。


また、そんじょそこらに唾を吐くのはアメリカ人の特長とも言えるでしょう。タイガーは代表的です。繰り返しますが、彼らにとっては汚いものではありません。

ティーグランドとグリーン上はよく気をつけていないとタッチしてしまう被害に会います。



先日ホームコースでの競技中、210Yパー3を5mにつけて意気揚々とグリーンに上がったらボールの真後ろに直径1cm大の唾が。。。。

マークは横目にずらしてセーフだったものの、アドレスする際はパターソールがどうしても唾に触れてしまいます。

「こんな唾くらいなんだー!」とどっしり何事も無かったようにパターを構え、いざテークバックを始めた瞬間、唾の糸がビローン

30cmのバックスイングまで伸びきった弾力性のある唾(タン?)に気を取られてしまい、バーディーどころかカップにも届きませんでした。




ショートテンパー

ショートテンパーとは「短気」という意味です。
アメリカ人だからというよりは個人格差かも知れませんが、アメリカのショートテンパーは派手です。



10年前になりますが、初めて地元のアマチュアの試合に出場したときのこと。同じ組の高校生がグリーンエッジでザックリしてボールが30cm前へ。

悔しさの余り渾身の力で振られた素振りはエッジの芝を30cmも削ってグリーン上にドタッ。
無言でそれを戻した後に半分ヤケクソで打ったチップはカップインしてナイスパー。



5年前サンディエゴシティーアマでのこと、トーレーパイン・ノースコース17番パー3でショートパットをミスした当時40くらいの紳士はオデッセイパターを池に放り投げてそのまま棄権してしまいました。その日は後1ホールで競技終了でした。。

ちなみにパターが空中を舞う現象を「ヘリコプター」と英語でいいます。





ジーンズ

大きな大会になると服装規定が必ずありますが、シティーアマぐらいのローカル試合になるとジーンズで登場する輩が1人はいます。先日のコロナドシティーアマでも1人いましたが、2日目は私の後ろを回っていました。スコア見たら負けていました。






これもコロナドシティーアマでのこと、2日目に一緒の組になったジムという中年男子が一番ティーに現れたときに持っていた飲み物はブラディーマリーラージ。始めはアイスティーだと思ったよ。



このジムおじさん、強烈なキャラクターなので一度に書ききれません。次回の記事とします。

2011年3月28日月曜日

危険球!

次男がプレーするリトルリーグでこんな事がありました。


次男です。


拡大すると・・・・





ほっぺの肉の寄り具合が凄い!  デブですから・・



当然こんな具合になりましたけど、






頑丈に出来ているので何とも無かったです。


当てた方も可哀想ですね、気が弱い子だとトラウマになりそう。

2011年3月27日日曜日

2連勝 サンディエゴ・ジュニア・ゴルフ

長男がトーナメントをプレーしました。


スコット・シンプソン・ジュニア (15-17歳の部)

シークワン・リゾート (オーク・グレンコース)
6,428Y Par72  70.8/127

天気:晴れ
気温:15℃
風:微風
コンディション:少しウェット
参加者:53名


前回に引き続き、ジュニアワールド出場権をかけた試合です。

春に行われる4試合のポイント上位4名が出場権を得られます。

夏にも4試合あり、そこでも4名選出されます。


前回の第一戦はプレーオフでしたけど優勝、今回は2ストローク差で優勝でした。

今回は2打差付けて優勝出来ました。




距離が短いので(なぜか一番後ろから一つ前でプレー)スコアはそれなりですが、11番までは2位の子に1打差を付けられていたのを4連続バーディーで逆転出来たのは良かったです。


2戦終了してポイントは当然1位なので、残り2戦でよっぽどの事が無ければジュニア・ワールドの切符は手に入るでしょう。


ジュニアゴルフが出来るのもあと僅かです。


2011年3月17日木曜日

SCGAミッドアマ予選

こんな時期ではありますが、SCGAミッドアマの予選をプレーしてきました。

場所:カールトン・オークス(Blue Tee)
6,694Y  Par72  72.5/139

天気:絶好なゴルフ日和
気温:22℃
風:無し
コンディション:ドライ、グリーンぼさぼさ
参加:71名
通過:11人(+補欠2人)


今年初めての試合です。

軽く予選通過して良いスタートを切りたいところですが、運悪く難しい10番からのスタートでした。

このカールトンオークスはあのサディスティック設計家のピート・ダイ設計で見えるワナがワンサカあるのですが、特にバック9のスタート3ホールは難易度高なのです。



最悪この3ホールで3オーバーくらいは覚悟しておかないとショックが大きいのです。

1番は433Yですが、朝一ティーショットが上手くいってもピンまで190Yの距離が残りました。

19度のレスキューで放ったセカンドショットはグリーン左のポットバンカーへ。



最近バンカーからホームランが多いのでアゴの高いこのバンカーから上手く寄せられるか非常に不安を抱きながらショット!


カッキーン!


不安は的中しとても綺麗にクリーンヒットしてしまったボールは幸か不幸かバンカーのアゴに当たって真上に上がり再びバンカー内へ着地・・・


ドスッ!


フカフカの砂の上で綺麗な目玉。(泣)


「こんなの被災者の方々の境遇に比べたらなんでもない」


と、ゴルフしている自分の立場に感謝しながらフルスイング。


ボールは一応出たのですが残ったボギーパットは6メートル。


軽く2パットしてダボスタートで今シーズンの開幕を迎えました。




右に池が続く11番はティーショットが上手くいってバーディー外しのパー。


同じ池を右手に折り返すパー3(178Y)は5mを沈めてバーディー。


3オーバー覚悟が1オーバーで済んだので気分が立ち直ったのは間違いありません。



バーディー外しのパーが続いた後の15番パー5(546Y)、バーディーMUSTのホールでティーショットが右にOB.。

一年でOB打つのは3回くらいしかないのに何で今日なの?

それでも気合いでOB&バーディーのボギーで上がれたのは昨日トイレを掃除したからでしょうか?



本日のスコアです。



見え辛いですが、赤はバーディー、水色はボギー、青はダボです。

後半最初のサービスホールでチップが寄らずボギー、3番のサービスPar5ではピンまで20Yの3打目がドトップでグリーンオーバー!返しも寄らず入らずボギー。

難易度が一番高い次のホールPar4 (438Y )で、右にプッシュしたティーショットが萱の切り株の上に鎮座。



アンプレアブル処置後、3Wで打ったサードショットはPUSHして右の川へ。

グリーンに乗せてから1パットで決まったのでダボで済みましたが。



結局2バーディー、5ボギー、2ダボ。

稼ぎ時のパー5を3オーバーしているようではスコアは作れませんね。

優しいフロント9で5オーバーもしてるし。

35位タイで軽く予選落ちでした。

通過は2オーバーのT4までで丁度11人。



今日のスイングは右手が強くてコックのリリースが非常に早かったように思えます。

バンカーのホームラン、チップしたボールにスピンが多かった事、アイアンは総じて薄い当たりが多かった事など、心当たりがいくつもあります。

すぐにホームコースのレンジで2時間打撃してみましたが、付ける薬は見つからずじまい。。。

スイング中に力が入っているのは分かっているのですがね。

なにか良いドリルがあれば教えてください。

2011年3月7日月曜日

テーラーメイド ツアープリファード MB MC CB 試打

縁ありまして、テーラーメイドの新鍛造アイアン3種類をたっぷり独り占めしてきました。


ツアープリファードMB


まさに正統派なコンベショナルな形状でサテン仕上げ。トップラインもソールも薄くて操作性はかなり良さそう。

現在使用中と同じKBSのSが装着されていたので何の違和感も無く打てました。

弾道は普通というか私のHS(44m/s)では高く上がりません。

特に5番アイアンから苦しくなるかな。




ツアープリファード MC



コンベンショナルとフォアギビング系の中間的存在。ハーフキャビティーのサテン仕上げ。

MBに比べてヘッドが少し大きい分だけ打ちやすい。でも大きすぎるということはありません。

シャフトはDGのS300が装着されていましたが、4番アイアンまでは高弾道な球が打てました。

MBもMCも鍛造ヘッドなだけに打感は言うまでもなく最高。




ツアープリファード CB


3種類の中ではヘッドが一番大きくてポケットキャビティー形状。

フェースが鍛造でボディーは鋳造のメッキ仕上げ。

トップラインも一番厚くて力強い印象。

シャフトはDGのS300 XPが装着されていましたが、予想通りというかかなりフォアギビングな印象。

ロングアイアンも難なく球が上がります。

でもあくまで上級者の好みにデザインされているので一世代前のボッテリした感じはありません。



3つを比べて見ました。

まずはソールの厚みから。

比較のためにTPフォージドも並べてみました。(5番アイアン)


左からTPフォージド・MB・MC・CB

こうやって並べてみるとヘッドの大きさの違いが一目瞭然ですね。


次はトップラインの比較。(7番アイアン)

左からTPフォージド・MB・MC・CB


CBのヘッドが一番大きいのが良く見て取れると思います。

でもバーナー2.0よりは小さいかな?飛距離を求めるならバーナー2.0が絶対にお勧めです。

バーナー2.0


ということで全く深く掘り下げていないインプレッションですが、少しでも参考になれば幸いです。

私→【年齢44歳でゴルフ歴30年、身長167cmのがっちりタイプだけど腹がポテッと出ていて、ドライバー(R9+50gシニアシャフト)でキャリー230Yくらい。アイアンはTPフォージド+KBSのSで7アイアンのキャリーは155Yくらい。オフィシャルハンディはプラス1】 的には


PW ー 7I =  MB

6I ー 4I = MC


のコンボで新調しようかなと思っています。シャフトはDGのS300が良い感じでした。

でもコンボで行く場合はロフト角に注意です。WEBサイトでスペックを比べると分かりますが、MBとMCでは同じ番手でもロフト角が微妙(1度)に違いますのでコンボ連結部分の微調整が必要です。






John W Brown メモリアル

知り合いの方の誕生日パーティーを開催中に、長男が朗報をもって帰りました。




John W Brownチャンピオンシップ (チャンピオンシップ部門)

イーグルクレストGC
6,537 Par72 71.7/133


天候:晴れ
気温:25℃
風:微風
参加者:53名



なんと優勝して帰って来ました。


簡単なコースで初日75だったので全く期待もしていませんでしたが、2日目は71であがりプレーオフに残ったようです。


プレーオフ1ホール目は両者ボギーの分け、2ホール目で相手がボギーを打って決着がついたようです。




2、3年ぶりの優勝。


スコアは大して良くないですが優勝は優勝です。



試合会場は家から10分の所でしたが、誰も応援に行かずWebサイトのアップデートを気にしながら酒飲んでました。



何はともあれ良かった。



2011年3月5日土曜日

マッチプレー決勝戦

1月からホームコースで開催されていたプレジデンツカップの決勝を戦ってきました。



ハンディ別で4つのフライトに分かれてそれぞれが勝ち上がるマッチプレー方式。

誰でも参加出来るよう、ハンディ付きでレギュラーTeeからプレーします。



本当は決勝戦をプレジデンツデーに行うはずでしたが度重なる雨で何度もお流れに。


カリフォルニアでは雨の日にプレーする人はいませんからね。


本日決勝戦のお相手は3rd&4thフライトWinnerのリック。 56歳のセミリタイヤ弁護士です。


ハンディキャップは11ですので12ストローク献上してスタート。





1番403Yパー4


出だしホールとしては簡単でないのですが、180Y先からボロボロの3Wで放った彼の第2打はピン横5mについてバーディーチャンス。



「えぇー!、グロスで負けるじゃん!」



なんかその後の展開に不安を残すリックのプレーぶりですが、私も気を取り直して140Yからピン奥6mにオン。


下りのスライスでしたが上手くラインに乗って先制バーディー。


リックは1mくらい左に切れる強烈フックラインでしたから、


「もしかしたら3ぱっちんあるかも・・・・」


なんて期待したのが運の尽き


「ガコン!!」


こっちは


「ガビーン!」  (死語?)



朝一からネットイーグル食らって1ダウン。







以降、分けのホール一切無く、どちらかが勝つか負けるかの大接戦。



私__○○- -○- ◎△- 32
リック ◎-△ ○-○ --△ 34(ネット)


7番ホールで140Yからセカンドが入っちゃいました。

リックにとってはハンディホールだっただけにショックも倍増!(のはず)



前半9ホールは1UPで何とかサバイブした感じでバック9へ突入。



10番でこの日始めて分けのホールとなったあと


11番361Y パー4(ハンディ無し)ではリックのセカンドはグリーン左奥25mのカラー。


私ベタピン50cm。



「よしっ! ここはもらったぜ!」


と喜んだのもつかの間、リックの寄せパット?は旗竿の中心に激突してカップイン。本物バーディー。



私の50cmは妙に緊張しました。



ベタピンの方が負けてたなんて良くありそうな話ではないですか。



次のパー3ではリックがドタバタ劇で2UP。



その次のパー5(ハンディ無し)ではバーディー奪って3UP。



その次のパー4(ハンディ有り)ではバーディーVSパーで3UPのまんま。



その次のパー4(ハンディ有り)ではパーVSボギーで3UPのまんま。



そして16番パー3、ドーミーホールです。


私は薄い当たりでしたがピン手前10mにオン。


リックはアドレナリンが出たか、左奥の斜面。


セカンドはグリーンを過ぎてバンカー。


バンカーショットは特大ホームラン!


この時点でリックもギブアップ。


試合は4&3で勝利したのでした。



私__-○- ○○- -
リック  -○{鳥} △-△ X




ハンディ戦なのでハンディ以上のプレーをしないと勝てない試合形式ですが、この日は16番まで7アンダーと上出来でした。(まぁレギュラーティーからだと6,200Yと短いですから)




ハンディを技量よりも悪く保って大きいコンペで大賞をゲットするとか、ニギリで大金をふんだくるとかするプレーヤーのことを英語で


「SANDBAGGER サンド・バガ-」


と言います。




私は誓ってその類ではありませんが疑いの目もチラホラ・・・・??


今の+1を維持するだけでも実際大変なのですが。




今回の勝利でクラブチャンピオンとプレジデンツ・カップの同一年タイトル保持者となりました。


クラブハウスには私のムサイ顔写真が額入りで2枚飾られることになります。


なんかハズカシイ