2012年7月30日月曜日

サンディエゴ・シティー・アマチュア

アメリカでは各地でシティー・アマチュアなるものが開催されていて、そこに住んでいなくても誰でも参加できます。


サンディエゴ・シティー・アマチュアはその中でも特に大きい試合でアマチュア世界ランキングの対象試合でもあります。


出場資格はハンディー6以下なら誰でも参加出来ますが、ハンディがいい人順から上位70人しかプレー出来ませんので、実質はほとんどがプラスハンディの持ち主のはずです。



この大会に長男が参加してきました。



私はエントリーフィー($300)が惜しくて申し込みしませんでしたのでキャディーとして参戦。




会場:


初日:バルボアパークGC    6,288Y Par 72    71.1/127



チャンピオンシップ部門、シニア部門、女子部門、女子シニア部門が一斉にショットガンで同じコースをスタートしますからレベルもマチマチ。


グリーンがパンパンに固く仕上がったトーナメントセッティングに皆が手こずりプレー終了までには6時間以上掛かるという忍耐ゲームなのがこの大会の特徴。


出だしバーディー、バーディー発進した長男は我慢を重ね15ホールプレーして4アンダーまで行ったものの、最後の3ホールで3連続ボーギーで1アンダーフィニッシュ。6位タイ。









2日目:トーリーパインGC ノースコース     6,601Y Par72   72.1/128



この日も同様ショットガンスタートでしたが、前日のコースほどトリッキーではないので5時間半でプレー終了。


でも長男のアイアンショットがイマイチでバーディーが取れず苦労。


それでもまだ6位タイ。









3日目:トーリーパインGC サウスコース    7,160Y Par72   76.1/139


最終日のプレーはあのトーリーパインサウスコース(2008年全米OP開催)ですが、全米OP3日目と同じホールロケーションという主催者の粋な計らいでなかなか楽しめました。


グリーンが非常に固く設定されていましたのでアイアン不調の長男君には辛いラウンド(パーオンが8回)。


しかも調子が悪いのに



「俺は6アンダー出して優勝するんだ」


とピン真っ直ぐ狙って行きましたが結果は全て裏目。



アプローチとパットで拾いまくったので大ケガしませんでしたが、様々な状況下においての判断がまだまだ子供だなぁという感じです。


プレー中に親父が口を開くと色々支障があると思い黙って見ていましたが(これが中々難しい)、協議終了後に


「ちょっと無謀だった」


と本人反省していましたから良しとしましょう。







競技結果



優勝は合計212ストローク(4アンダー)でスタンフォード大学の4年生でした。


2位が216でサクラメントステート大の18歳、3位は217でUCサンタバーバラ卒業後2年間プロとしてプレーして現在はテーラーメイドでパター開発担当として働くお兄さん。


長男は220で6位タイでした。



たぶんゴルフショップで使用出来るギフト券が幾らかもらえるはずなんですけど、本人は自分のプレーに腹が立っててすぐに帰宅したがったので分からずじまい。。。


オッサンキャディーは帰宅してからホームコースをプレーしたら2アンダーでした。


まだ俺の方が上手いかな。(多分それはない)











2012年7月25日水曜日

重い腰が上がりました。

British Openは昨年に続きオッサンが勝ちましたね。


ああいうコースは経験豊富で忍耐強い年長組が有利なのでしょうか。


それにしても40過ぎにしてツアー優勝を可能にするコンディショニングは素晴らしいです。


アーニー・エルスは何にもやっていないような体に見えますが、日頃の鍛錬は相当なものがあると想像します。



彼の優勝に感化されたわけでは無いのですが、私もようやく重い腰が上がりトレーニングを始めました。


大学卒業してから23年、トレーニングはゼロという状態で、ドライバーの飛距離は20Y落ち、クラブフェースの真ん中で打てることもままならず、試合に出ても悲しい思いをするばかり。。。。



むやみにトレーニングマシンと向き合っても無駄と思い、私に合った専用メニューをTPI資格を持った方に作成していただきました。


TPIとは


Titlleist Performance Institute


のことで、あのタイトリストがサポートするゴルフフィットネスのプログラムです。



アセスメント(身体能力調査)では


腰と上体の乖離具合


肩胛骨の動作範囲


に問題有りということで、まずは




腰が上体の動きとは関係なく動くこと。(切り返しでの腰と上体のラグを増やします)


肩胛骨が中央寄りしかも下がるように動くこと。(可動範囲を増やしてヘッドスピード増大)


腹筋の下、膀胱上の筋肉(下腹筋と言うんですかね?)を鍛える。(安定した動き)



この3つに絞ったメニューを作って頂きました。




腰は「タテタテ ヨコヨコ 丸書いてチョン♪」みたいな動きをします。(若い人は意味不明と思います)


肩胛骨はストレッチというよりは肩胛骨を中央に寄せる筋肉を鍛えます。


腹筋は今まで意識したことない膀胱上の筋肉に力を入れたり緩めたりを繰り返します。(尿切れも良くなるそうです)




これらに毎日のストレッチを加えて始動しました。


6ヶ月後には効果が出ると信じています。


飛距離が伸びる訳ではないですが、毎回安定したスイングが出来ればOK。






お財布の事情で毎回一人でやります。辛いけど。

2012年7月16日月曜日

全米アマ クオリファイング

夏のメインイベント、全米アマの季節がやってきました。


今日は地区予選をプレーしてきました。


アメリカは日本と違って沢山予選を勝ち上がる必要はなく一発勝負です。


全米アマの予選は全国で百十数カ所で行われ、一日36ホールをプレーします。



今年も例年通りレッドヒルCC(6,582Y Par72)で長男と共に参加してきました。




で、結果なんですが、神のイタズラなのかなんなのか、長男はどっこらえで2枠を争う3人のプレーオフに残ったものの結局負けてしまったのです。


しかも30cmを外して・・・




プレーオフ最初のホールで他2人のプレーヤーがボギーが確実となったところで、長男は30cmの登りちょいスラのパーパットを決めればイチ抜けできたのにパターヘッドが動かず押し出してペロリ。


3人ボギーで進んだ次のホールは、強烈なアゲンストの風が吹く超打ち下ろしの140Yパー3。


一番打者で打ったら届かずバンカーの下り斜面に止まり、ピンは直ぐ手前。(オナーはクジで決まっています)


残りの二人は距離をアジャストしてベタピンとし、長男がボギーパットを決める前にパーを取られ勝負あり。


本人帰りの車の中でシクシク泣いていましたね。


見ていて本当に可哀想でした。


後で聞いたらその30cmはもの凄く緊張したそう。


目指してきた全米アマ出場が現実として目の前に迫ってきて、体が意図しない動きをしたとか。



ゴルフゴッドが「おまえはまだ早い」と言っているのでしょうか。


とにかく今後に生かしてもらうしかないですね。


長男のスコア


恥を偲んで、私のスコアも一応載せておきます。



最近はこんな感じばかりです。


今日はそこそこ良い球を打っていたのですが、なにせコースが難しいのでちょっとのミスが大けがにつながりました。


よく言う


「行ってはいけないところ」


っていうのがありますよね。


そこばっかし。(泣)


頭が悪いのはよく分かっております。




2012年7月12日木曜日

シーズン真っ盛り!

今週、地元サンディエゴでは恒例のジュニア・ワールドが開催されています。


数年前に石川遼が日本のプロツアーで優勝した直後にJGAから派遣されて出場したこともありました。

今年はJGAの派遣はなし?のよう。


数年後には

「あの時のあの子だったんだ!」

なんてプロの試合を見ながら思い出すような選手が見られたのに残念です。


長男坊は大学ゴルフになってしまったのでジュニアゴルフはすっかりご無沙汰しておりますが、それでも知り合いの子のスコアが気になって速報をチェックしています。



知り合いといえばこれも今週開催中のUSGAパブリックリンクスも知り合いが沢山出場していたので勝手に盛り上がっています。


パブリックリンクスはプライベートクラブに所属していないプレーヤーで且つインデックスが4.4以下なら誰でも参加できます。



アメリカのゴルフ会員権は家族会員形式がほとんどですのでウチみたいに父親がメンバーなら子供も自由にゴルフ場にアクセスできるため長男には参加資格がありません。


全国から集まった予選通過者は156名。

64人がマッチプレーに残ります。

優勝するとマスターズに招待されますよ!


長男が通うパシフィック大学ゴルフ部から2名が決勝に残り2名ともマッチプレー進出。


その内アレックス君(今度4年生)は36ホールストロークで64番シード(要するにドンケツ)で通過したため、マッチプレー最初の相手は当然1番シード(メダリスト)。


ところが21ホールかけてその相手を負かしてしまったのですからマッチプレーは面白い!


そのアレックス君は昨年はベスト16まで行っていますから実力はあるのですがね。


21ホール目は568Yパー5でしたが、相手がバーディーのところこちらはイーグルでねじ伏せる力業は見事。


翌日(本日)のUSGAホームページは彼の写真と記事が一面に来たのは想定内。




残念なのは今日のマッチで敗退してしまったんですね。19ホール目で。


もう一人のチームメイトで同期のバイロン君は残念ながら1回戦で敗退。


ここ10年間我々と一緒に練習しているザンダー君(サンディエゴステート)は3回戦で敗退。


もう一人サンディエゴの同期のマイケル君(バークレー)も3回戦で敗退。



誰かマスターズに行って欲しかったな。