アメリカでは各地でシティー・アマチュアなるものが開催されていて、そこに住んでいなくても誰でも参加できます。
サンディエゴ・シティー・アマチュアはその中でも特に大きい試合でアマチュア世界ランキングの対象試合でもあります。
出場資格はハンディー6以下なら誰でも参加出来ますが、ハンディがいい人順から上位70人しかプレー出来ませんので、実質はほとんどがプラスハンディの持ち主のはずです。
この大会に長男が参加してきました。
私はエントリーフィー($300)が惜しくて申し込みしませんでしたのでキャディーとして参戦。
会場:
初日:バルボアパークGC 6,288Y Par 72 71.1/127
チャンピオンシップ部門、シニア部門、女子部門、女子シニア部門が一斉にショットガンで同じコースをスタートしますからレベルもマチマチ。
グリーンがパンパンに固く仕上がったトーナメントセッティングに皆が手こずりプレー終了までには6時間以上掛かるという忍耐ゲームなのがこの大会の特徴。
出だしバーディー、バーディー発進した長男は我慢を重ね15ホールプレーして4アンダーまで行ったものの、最後の3ホールで3連続ボーギーで1アンダーフィニッシュ。6位タイ。
2日目:トーリーパインGC ノースコース 6,601Y Par72 72.1/128
この日も同様ショットガンスタートでしたが、前日のコースほどトリッキーではないので5時間半でプレー終了。
でも長男のアイアンショットがイマイチでバーディーが取れず苦労。
それでもまだ6位タイ。
3日目:トーリーパインGC サウスコース 7,160Y Par72 76.1/139
最終日のプレーはあのトーリーパインサウスコース(2008年全米OP開催)ですが、全米OP3日目と同じホールロケーションという主催者の粋な計らいでなかなか楽しめました。
グリーンが非常に固く設定されていましたのでアイアン不調の長男君には辛いラウンド(パーオンが8回)。
しかも調子が悪いのに
「俺は6アンダー出して優勝するんだ」
とピン真っ直ぐ狙って行きましたが結果は全て裏目。
アプローチとパットで拾いまくったので大ケガしませんでしたが、様々な状況下においての判断がまだまだ子供だなぁという感じです。
プレー中に親父が口を開くと色々支障があると思い黙って見ていましたが(これが中々難しい)、協議終了後に
「ちょっと無謀だった」
と本人反省していましたから良しとしましょう。
競技結果
優勝は合計212ストローク(4アンダー)でスタンフォード大学の4年生でした。
2位が216でサクラメントステート大の18歳、3位は217でUCサンタバーバラ卒業後2年間プロとしてプレーして現在はテーラーメイドでパター開発担当として働くお兄さん。
長男は220で6位タイでした。
たぶんゴルフショップで使用出来るギフト券が幾らかもらえるはずなんですけど、本人は自分のプレーに腹が立っててすぐに帰宅したがったので分からずじまい。。。
オッサンキャディーは帰宅してからホームコースをプレーしたら2アンダーでした。
まだ俺の方が上手いかな。(多分それはない)
お疲れさまでした。
返信削除上位には、若いゴルファーが入ってくるのですね。
全米OPと同じホールロケーション、最終日じゃなくて3日めの位置だったのですね。
スタンフォードでゴルフが上手いと言えば、タイガーもそうですけど、大学はスタンフォード、ゴルフは天下一品とは人生楽しいでしょうね。。。トーナメントの翌日スタンドが残るなか一度だけラウンドした際のグリーンの硬さが蘇ってきました。2アンダー、V10に向けての調子もどんどん上がってきますね~がんばってください。
返信削除★yspzさん
返信削除なぜ3日目なのか分かりませんが、プロの巧さが一段と理解できました。
★通りすがりさん
実際スタンフォードでプレーしながら単位を取っていくのは非常に大変なことだと思います。正に文武両道をこなせる人物でないと無理です。タイガーは試合のプレー後に処理する大量の宿題が辛くてプロの道を選びました。