2012年1月27日金曜日

ファーマーズ・インシュランス 2日目

遼クン取り敢えず予選通過おめでとう。


でもノースコースの69は1オーバーみたいなもんだね。


今日はプレーを見ていないので何とも言えないが、1番、2番、9番、18番でバーディーが取れていないのはティーショットで頑張り過ぎたからではないの?


TV解説のニック・ファルドが今日の放送中に言っていたことが印象にの残った。


「ジャック・ニクラスと一緒にプレーして学んだことは、彼はいつもフェアウエー真ん中、グリーンの真ん中しか打っていかないんだ。ピンが右端に切ってあるときはベイビーフェード、左端にあるときはベイビードローを打つだけ。だからミスショットしても必ずグリーンの上に球がある。それを知ってから僕のゴルフも良くなった。ありがとうジャック。」


300Y超ドライブやスーパーショットを披露するよりPGAで常に上位に食い込んでくれた方がファンは喜ぶと思うけどなぁ。


コースマネージメントというかセルフコントロールが上手くできたら技術はあるだけにもっとチャンスは出てくると思う。これが本日の感想。




昨日記事にしたジェイ・ワン君は惜しくも一打差で予選落ちしてしまいました。


こちらもノースコースをプレーして1アンダー。


やっぱアマチュアが予選を通るのは難しいんですね。

2012年1月26日木曜日

ジェイ・ワン

サッカーのJ1ではないですよ。


名前がジェイ・ワン(グ)   Jay Hwang     括弧のグはサイレント






1992年台湾生まれ、サンディエゴ、トーリーパイン高校卒業、現在UCLAフレッシュマン(1年生)でゴルフ部。


ゴルフするためにお母さんと移住してきた翌年、全米ジュニア2位という成績で全米デビュー。その時の優勝者はジョーダン・スピース。






モンチッチ(古い?)のような可愛い顔したウチの長男と同学年のジェイは今週のファーマーズ・インシュランス・オープンに唯一のアマチュアで出場中。


ファーマーズ・インシュランス・オープンというトーナメントは実は主催はセンチュリー・クラブという慈善団体でファーマーズ・インシュランスはスポンサー。


そのセンチュリー・クラブの計らいで一つのアマチュア枠を設け、それを競って前年の11月にトーナメントが開催されています。


ジェイは予選会場のトーリーパイン・サウスコースを68でプレーし優勝したというわけです。


ちなみに2位はフィル・ミケルソンの弟、ティム・ミケルソンでした。



そのジェイ、今日は7,600Y設定のサウスコースをイーブンパー(T83)でプレーして本戦予選通過の可能性がかなり高くなってきました。


大会は50回目ですが、アマチュア枠が設定された22年前から数えて予選通過したアマチュアはたったの3人。


身長170cmのジェイがやってくれることを期待!

遼クン初日 ファーマーズ・インシュランス・オープン

今日は遼クンのプレーしっかり見てきました、初めて。


感想は



上手い!



調子は悪くなかったと思いますよ。難しいサウスコースを3アンダーですからね。


昨日に引き続き辛口コメントしようかと考えていたんですが、今日は無理そう。


今日は10番スタートで前半9ホールは12パット。


アプローチとパットは冴えていましたね。



飛距離はやっぱ足りないですかね。


日本では飛ばし屋らしいですが、ここアメリカでは飛ぶ方ではないですね。


同伴競技者のジェイミー・ラブマークはどちらかと言えば大型体型の選手で、今日は特に飛距離の違いが顕著でした。

本日のドライビングディスタンス


ラブマーク 322.5Y  (3位)

遼クン 281.5Y   (116位)


だからなんですかねぇ、遼クンが飛ばしにこだわっているのは。


でも僕が思うのは飛距離をのばすことに精力を使うより精度をあげる努力をした方が良いのではないかと。そんなこと十分承知だとは思いますが。


平均300Y超のモンスター達は8000ccのエンジンを積んで「流している」のに対し、こちらは1500ccですからね。


いくら遼クンがツインターボを搭載しているといってもやっぱ無理がありますよ。


今日もドライバーはフェアウエイ外しまくり。どれもタマタマ打てるところに球が止まっていたからいいけど。



よくよく考えると遼クンのゴルフの特徴ってなんなのでしょうか。


飛距離ではないからショートゲームの巧さ?


アイアンも上手かったですね。


当たりが常にソリッドなのに加え(今日は?)ラインが出ていました。


彼はテクニシャン的なゴルフに徹した方が良い結果が出るのでは。




あと、気になったのは 「スーパーショット」 をしようとする傾向があること。


たとえば今日プレーしたサウスコースの10番と2番は距離のないパー4で、選手はバーディーを確実にするために3Wでフェアウエイを捉えようとするのに対し、今日の遼クンはどちらもドライバーで攻めていました。

結果、10番は左のバンカー縁、2番は右のラフ(ピンは右奥)で残りの距離がなくてもピンの近くに寄せられない訳ですよ。

もったいないですよね。


アイアンが上手いから得意な距離残して攻めた方がいいと思うのですがね、オジサンは。



やっかいなポアナグリーンを読み切る力を持っているみたいなので、ショットが今日と同じかそれ以上であれば明日の易しいノースコースでビッグスコアが期待出来ますよ。




2012年1月25日水曜日

遼クンへのメッセージ

別にどうしてもって訳じゃないんですが、やっぱりしてもらいたいよね、サイン。


今日はプロアマでカミさんが友人と連れだって見学に行ったわけですが、日本人の大人に対する態度はそれはもうブーイングもんだったみたい。


今週もハワイに続いて同じ態度でギャラリーに接しているようで、サンディエゴの日本人ファンも全て的に回した。


「もう絶対応援しない」



なんて聞こえてくるもの。



全員にサインしないならともかく、子供だけなら許せるけども、アメリカ人なら大人も子供も関係なくってところが問題。そんなに日本人が嫌いなの?


「この下手くそ!」


と思わず野次ったハワイのギャラリーの気持ちが今では分からないでもないね。



一昨日の焼き肉店の件もそうだけど、なぜサインを断るのか理解できない。



宮里藍ちゃんも、青木功さんもいやな顔一つせず応じてくれたのにね。



日本みたいに何百人が押し寄せて来るわけでもなく、たった10人か20人がお行儀よく待っているのに完全無視だ。



言っておくが俺は遼クンを応援しているよ。同じ日本人だしね。




2007年夏、遼クンがアマチュアなのにプロの試合で優勝した直後に訪れたサンディエゴで、みんなに気持ちよく接してくれて、


「いやーこの子は凄いな」


と感激したのを今でもよく覚えている。


次男坊と記念写真まで撮らせてくれて。









ところが最近はまるで違った人間になってしまったようだ。


ファンを大切にしていない。



それでは絶対に良い成績は出ないよ、ゴルフは運も必要な競技だから。


そのようなファンの扱いではゴルフゴッドが黙っちゃいない。


ナイスショットでフェアウエイど真ん中に打ってもディボットに入ったりとか意地悪されるに決まっている。


マスターズ優勝を夢見るのは良いことだけど、その前に人間として、競技人として、有名人としての振る舞いを学ぶ必要があると思うね。



大先輩達からそうアドバイスされなかった?




昔からサンディエゴで人気抜群なのは今田竜二プロなのだよ。



いつでも何処でもファンに対して笑顔、笑顔。



いつも応援にくる日本人ギャラリーの顔を覚えていて向こうから寄ってくる余裕。



(目が閉じてました)


プロアマの時くらいは余裕カマさないとね。



終始こんな渋い表情では先が思いやられる、今日はプロアマだよ。




明日は俺がプレーを見てやるから感想記事に期待していろ。(何が悪いかは既に判っているけどね)

2012年1月23日月曜日

ファーマーズ・インシュランス マンデーQ

朝7時に会場の駐車場に到着し車内でメールチェックしていたら


「ドン!」


と車の後ろで鈍い音と軽い振動・・・・


「何がぶつかったんだ?」


とドアから飛び出すと、


「いやぁ、わりぃ、わりぃ  てへへへ」


とドス黒い顔の小振りなオッサンがでっかいSUVから出てきたと思ったらリッチ・ビームでした。


相手が思わず有名人(少なくともゴルフ界では)なのでこちらも笑い返すしかなく。




今日はファーマーズ・インシュランスのマンデークオリファイング・トーナメントにギャラリーとして参加?しました。


会場:エル・カミーノCC
6,840Y  Par 72   72.9/134


天候:雨
気温:10℃
コンディション:グチョグチョ
風:微風

参加:88名
通過:4名



先週キャディーしたのはこのマンデーのための予選でしたが、今回は本物のマンデーです。

ここまで来ると有名どころが結構います。


前出のリッチ・ビームから

リー・ジャンセン
金 飛鳥
ポール・スタンコウスキ
ボブ・メイ
テッド・パーディー
ジョー・デュラン
スコット・マッキャロン


などなど、全選手合わせたらメジャー2勝、PGAは10勝くらいはあるのではないでしょうか。



今日まさに「足下の悪い中・・・」という状況で態々ギャラリーしにいったのは、ウチのクラブのメンバーでしかも長男と同い年&幼なじみのザンダー君(18歳、ロングビーチステート大学1年、2011年カリフォルニア州高校チャンピオン)がジェイソン・ゴアと一緒にプレーすることになったからです。


ザンダー君のバイオはこちら


ジェイソン・ゴアのバイオはこちら





ジェイソン・ゴアはPGAツアー1勝、ネイションワイドツアー7勝の実力者です。


ツアーを目指す飛ばし屋の青年と既に実績のあるこれまた飛ばし屋ツアープレーヤーとではどれだけ差があるかこの目で見たかったのです。




結果はこちら



両者とも落選。


ザンダー君は13番まで4アンダーだったのですが、14番で1mをミス、15番は難しいアプローチが寄らずの連続ボギーで万事休すでした。ポテンシャルは十分にある!


ジェイソン・ゴアは中々バーディーが取れずイラついているのを感じましたが、さすがは百戦錬磨のツアー選手で最後はきっちりまとめてきました。それでも前半のノーバーディーが効いて落選。

ティーショットがよく曲がっていたので怪我の影響もあるかもしれません。小技は凄いものがあります。特にアプローチは神業ですね。早速私も家で色々トライしています。



トーナメントは18ホールの一発勝負なので通過するのは簡単ではありません。


ウエットなのにグリーンはスピードが出ていて、ショートアイアンで打った球は10Y位バックスピンで戻るわ、ピンポジは「激ピン」だわ、手はかじかんでフェアウエイはベチョベチョなコンディションでしたがそれでもこの難コースを6アンダーで上がってくる選手がいるわけです。


プロって本当に凄い。

でもこんなに頑張って折角切符を手に入れても本戦で賞金にありつく選手は4人中何人なのか・・・



プロでも鳥かごでウォームUP





スコアとは関係ないですがザンダー君とジェイソン・ゴアの飛ばし対決はジェイソン・ゴアの勝ちでした。でも5Y位しか変わらなくてザンダー君の方がフェアウエイヒットが多かったので勝負は互角。ちなみに300Yより先のお話しです。



リッチ・ビームはWD(Withdraw = 棄権)していました。

調子も良くなく寒いので止めたのでしょう。


彼が私の車の後部バンパーにぶち当てたのはドアの表面らしく車には何も影響ありませんでした、たぶん。

ホールインワン賞の展示車をゴルフスパイクで駆け上がる強者ですからこのくらいは

「てへへへ」

で済んでしまんでしょうな。

2012年1月19日木曜日

ファーマーズ・インシュランス マンデープリQ

来週トーリーパインズで開催されるファーマーズ・インシュランス・オープンのマンデープリ予選に参加してきました、キャディーとして。(笑)


エル・カミーノCC (オーシャンサイド市)

6,840Y Par 72    72.9/134


フォーマット:18ホールストロークプレー
参加人数:   73名
通過枠:      7位タイ


来週のマンデーに出るための予選です。


昨年のPGAツアー、ネイションワイドツアーカード保持者はマンデーから出場できますが、その他のプロ、アマチュアはこのプリ予選か出場しなければなりません。



試合会場は2箇所にわかれていますが、それぞれ二日間開催していますので、のべ320人くらいが挑戦しています。



ちなみに石川遼プロも本来は資格なしですが今回はスポンサー推薦という通行手形をゲットした模様。



今回キャディーをしたのはサンディエゴで頑張る日本人高校生プレーヤー。



長男が大学に行ってからはジュニアゴルフとも疎遠になっているため、最近はよその子に絡みついているという訳です。(笑)



結果はここから見ることが出来ます。






私のボスは1打差で涙を飲んでしまいましたが、本日一緒にプレーしたプロ2人は71で通過しており



「今日はパートナーに恵まれまして・・・」



とありきたりなセリフを地でいく一日でした。





特にこのお兄ちゃん


ジョーダン・コックス君  23歳



一昨年スタンフォード大学卒業したばかり。もちろんゴルフ部。


調べたらアマチュアの戦歴がすごいのって

・ 2003年 全米ジュニア2位
・ 2004年 全英ジュニアオープン優勝
・ 2005年 AJGAロレックス トーナメント チャンピオンメダリスト
             カリフォルニア州アマ メダリスト
・2008年  全米オープン出場


ちょっと古いですがスイングはここ


とにかく飛んで曲がらない。


ドライバーは3回くらいしか使用しませんでしたが、地上10Yの高さで350Yはぶっ飛んでいましたから。


今日は100Y近辺からの距離に苦しんでいたため1アンダー止まりでしたが、将来が楽しみな選手です。

皆さん覚えておいてください。




彼を応援したくなる特別な理由が一つ。


彼のお母さんは日本人なのです。


幼少からサンフランシスコベイエリアに住んでおり、小学校3年生までは近くの日本語補習校にも通ったというハンサムでひらがなが読み書きできるツアープレーヤー。


ちょっと面白くないですか?

2012年1月6日金曜日

新春初打ち!(ホロ苦)

1月2日にプレーしてきました。

メンバーは


長男

長男のチームメイト、デュリュー君

義弟




の4人です。


年末から遊びに来ているデュリュー君はサンフランシスコ出身のコテコテの白人ですが、時期が時期だけに大晦日は紅白を見ながら鍋をつついて宴会、翌日はおせちを食べながら新年会と日本式をたっぷり味わってもらいました。来年は来ないかな?(笑)


話は戻って、初打ちに選んだ場所は家の近くのマデラスGC。


7,167Y Par 72   75.4/144


ジョニー・ミラー設計の本格トーナメントコースです。









大学ゴルフ部が二人もいるので無理してしまいした。



私      ○-△ -△- -□- 40  △△△ △-△ □-△  44   84

長男  --鳥 □-- □○○ 40   --- --□ △△-  40   80



デュリュー君と義弟のスコアは名誉のために記載しません。


私は


「あけおめ&おはよう バーディー」


で一年のスタートを切ったもののその後がさっぱり。

12回もパーオンしておいて8回も3パット。(泣)


グリーンのアンジュレ-ションが凄いので、長いクラブでたまたまグリーンに乗っても2パットで収まる位置に居ないわけですね。


4パットを防ぐためにグリーン上でレイアップしたファーストパットもありました。


長男君は大学入学前に比べて飛距離が出ていて親父はもうかないません。現在ドライバーで280Y位でしょうか。


ちょっと体力が付いた分ショットもソリッドになっているのは見ていて嬉しかったです。


この日はちょっと調子が落ちていましたが、2月末に行われる次の試合には合わせてくるでしょう。





今日は他のチームメイト3人も合流してバロナクリークをプレーしてきました。


7,393Y  Par 72   75.8/144


3月にここで試合があるので下見も兼ねてのラウンドだったようです。もちろん私はお留守番。

今日のベストはなんと6アンダー。。。。


ゴルフって距離が長ければ難しいというものではないんですね。

本番でも頑張って欲しいです。


ところでその他チームメイトはみんな州外なので我が家が合宿所です。



毎年こうなるのかな。。。

もっとゲテモノちっくなアジアンフード食べさせないと。