2009年12月15日火曜日

全米No1チーム

NCAA(全米大学体育協会)2008年団体優勝のUCLAゴルフチームにお邪魔してきました。







定員10名に対し早い者勝ちで申し込んだ高校生がチームを全米一に導いたコーチ(監督)からレクチャーを受けました。

・大学のリクルート活動
・奨学金制度
・NCAAでの勧誘活動ルール

・試合への望み方
・練習の仕方
・メンタルコントロール
・練習ラウンドの仕方
・ヤーデージBOOKの活用

それはそれは4時間タップリ深い内容でした。




全米一のコーチが話ししていますから、子供達全員目を見開いて真剣に話を聞いていました。 (親から話を聞く姿とは全く違う!)


外は生憎雨模様でしたが、それでも合間を縫って実技指導も少々。









UCLAのゴルフ部部室は提携している隣の名門ベル・エアーCCの道を挟んで直ぐ側ですが、構内にもちゃんと打撃場(フットボールグラウンドですけど)とグリーン・バンカーがありました。


UCLAは毎年全米トップ10以内の高校生しか取らないのでウチの長男は箸にも棒にも掛からないのですが、コーチの目の前でいいところを見せようと真剣&緊張。







今回の講義参加は長男に大変な影響力を与えたようで、大学ゴルフで戦うためにどれだけ大変なのか理解したのか、翌日の日曜日は朝6時に起きて練習に出かけました。
いつもならお昼まで寝ているくせに。

いままで同じような内容の話を親からも聞いているはずなんですけどね。(笑)


前から判っていることですけど、ゴルフだけでなく高校の成績が非常に重要であることが再認識されました。

協会ルールにおいて試合による授業不参加は年間24日までと決まっており、しかも休んだ24日分の勉強は他の学生同様必ずキャッチアップしなければならないのです。成績が落ちたら試合に出られません。

とにかくハードワークなので両立できる人物でないと途中で挫折することになるんですね。

特に特待生ですと財政難の州政府のお金を使っているわけですから、人選には余計に厳しくなります。ここは日本のシステムと大きく違うところです。

“○○大学ゴルフ部卒業”

なんて言葉はアメリカにはなく、みんなちゃんと単位を取って“○○大学卒業”です。(途中でプロになってしまう人も多いですが)


ちなみにUCLAのゴルフ部員はたった9名、レギュラーは5人です。
内、奨学生枠は部全体で4.5人分までと協会ルールで決まっています。

なんて狭き門なんでしょう。


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