入り口からして他のゴルフクラブとは全く違いました。
パームスプリング界隈のゴルフ場といえば荒涼とした砂漠と芝生の緑のコントラストが美しいわけですが、ここは重々しいゲートを抜けるとそこら中に季節の花が咲き乱れるセットアップでした。
ゴルフ場の潅木は殆どが白とピンクのバラで統一。
運んできたパームツリーは1000本。
総額10億円の植木が植えられたゴルフ場なのです。
完璧にフラットに整備されたバミューダ芝の練習場にはProV1x 。
それも「PRACTICE」なんてセコイサインが入ったものではなく本物。(だと信じる)
練習中にクラブを変えようとすると真っ白な濡れタオルを抱えた紳士がすっ飛んできて、
「お拭きしましょう」
なんていいながら泥のついたアイアンを拭き拭きしてくれます。(私は断りましたが)
ゴルフカートを見てみましょう。
フロアにカーペットを敷いてあるのは初めてです。
もちろん個人所有のカートには良くあるものですが、一般に貸し出すカートにカーペットとは。
濡れタオルと乾いたタオルが1人ひとつずつ。
濡れタオルはそこらのホテルのタオルより分厚く、ライムのような香りが薄っすらと染み込ませてありました。
オリジナルボトルウォーター、果物バスケット、クッキー、カップケーキの類が要所に置かれており全部無料。
とにかくコースコンディションは完璧。
何処に行っても茶色く変色したところもなし。
ラフの長さも全て同じ。
フェアウエイはうちのコースのティーBOXより綺麗だし、グリーンは硬すぎず柔らか過ぎず。
最後にジャック・二クラス デザインの妙技を。
同じホールをティーBox方向から見た景色とグリーンから見た景色の違いです。
パットが終わって振り返ると超たまげます。
それだけバンカーのリップが高いということです。
何もかもが素晴らしいゴルフ場でしたが、正直言うと私的にはでっかい松があるような
古いコースの方が好きかな。
入会金15万ドル、月会費1250ドル
中の家々は約2ミリオンから。
資金のある方、おひとついかがでしょう。
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