2015年2月11日水曜日

久々のジュニアゴルフ見学で気づいたこと。

次男坊が出場した先週末の試合はトヨタツアーカップというツアーのQスクールでしたので参加選手のレベル的には下でした。


ツアーにはシード選手が沢山おり、Qスクールも前年末に一回やっていますので、今回の参加選手は基本的に


「最後に残った選手達」


です。


それでも男子は180名という参加人数でしたから南カリフォルニアのジュニア層はかなり厚いのがよく分かります。


今回気づいたことを書きます。


その1:  ゴルフ以外のスポーツをやったこと無さそうな体型の子が沢山いる。

知り合いのお父さんが次男の同伴競技者の子を指して、

「あの子見てみろよ。運動やったこと無いね、歩き方で分かる。」

見てみると確かに腰が落ちていて足も上に上がらず歩いています。

中国系の方と見受けましたが、お父さんは超真剣、お子さんもゴルフ自体はかなり上手いですが、ドライバーの飛距離が足りないし、アイアンの高さも足りない。

その知り合いのお父さんが続けて、

「やっぱダァーっと走ってガッと止まる運動しなけりゃ足腰は鍛えられねぇな。」

と言いました。 同感です。


もしこれを読んだジュニアゴルファーの親御さんがいましたら、お子さんには是非ダァーっと走ってガッと止まるスポーツを数年経験させてあげてください。絶対にゴルフが良くなります。

「それなりのトレーニングをすればいいんでないの?」

そうかもしれませんが子供のうちは泥にまみれながらフィールドを駆け回る方が、精神面も含めて総合的バランスが取れるのではないかと思います。科学的な説明はできませんが。


次男は野球経験者なので体力も十分。ゴルフボールがスーパーボールのように軽く高く遠くに飛んでいきます。

長男はゴルフしかやっていなかったので今苦労しています。飛距離が特に見劣りするわけではないですが、ギリギリな感じです。よってミスヒットも多くなります。もちろん大学で専門家の下トレーニングは積んでいますが、やっぱりなんか違う。

長男の名誉のために言いますが、彼の時は毎週土曜日に日本語補習校に行かせていたので他のスポーツが出来なかったのです。(こちらでは毎週土曜日にスポーツ活動が行われます)


その反省で、次男と長女には日本語補習校よりもスポーツ活動を優先しました。



PGAツアーで活躍する選手も殆どが様々なスポーツ経験者とも聞きます。ゴルフは適当にプレーしながら14-15歳くらいまでは

「ダァーッと走ってガッと止まる運動」

が良いのではないでしょうか。




その2:ジュニアゴルファーにはアプローチ・イップスがいない?

練習グリーンで色々な子供のチッピングを見ていましたが、誰ひとり危ない動きをする子がいませんでした。

繰り返しますが、この大会に出ている子はトップレベルではありません。

どの子も形は様々ですが、スイングの再下点がボールの位置にぴったり。

みんな涼しい顔して冬の薄いライから打っていました。


イップスはテクニックの欠陥から始まりメンタルに発展すると思っていますが、決して良いテクニックではなくてもスコスコ打てる理由が知りたいです。

怖い物知らずの成せるワザとしたらメンタルの問題ということになります。




以上、ジュニアゴルフ見学感想文でした。







2 件のコメント:

  1. 野球はゴルフに役に立つのですね〜〜! スイングがぐちゃぐちゃにならないか心配でした。 来年は、いけたらCompetitiveにいかせようかなと思います。

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    1. 基礎体力という意味では大いに役に立つと思います。技術的には少々苦労するかも知れませんが、ボールを遠くに飛ばせるというアドバンテージには代え難いですね。
      ただ野球をやっていても筋力なしのヒョロヒョロでは意味はないと思いますのでどちらにしろそれなりのトレーニングは必要だと思います。

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