まだ初戦ですから分からないですよ。
でも松山英樹選手が開幕戦で3位タイになったことは実力がそれだけあるってことでいいでしょうか。
デビュー年にメジャーでTOP10が2回、PGA開幕戦で上がり3連続バーディーで3位タイフィニッシュ。
いままでの日本人プレーヤとはかけ離れた成績を出せるのは実力がそこまで達しているからでしょう。
過去の日本人選手がどうしても成績が出ない理由として
「英語が話せなくて居場所がない」
「芝の違いに慣れていない」
など色々言われてきましたが、今となってはタダの言い訳にしか聞こえません。
なぜなら松山選手にはなにも関係ないように見えるからです。
プロ転向前の松山選手はワールドアマチュアランキングで常にTOP5でした。
アマの世界でTOP5に入っている選手はPGAでもそこそこ成績を出せることを証明してくれています。
日本ではニュースになっていないと思いますが、今回プロとして初デビューのMax Homma選手はカリフォルニア大バークレー校を卒業したばかりの選手で2013年NCAAチャンピオンです。
その彼もワールドランクTOP5をキープしていた選手ですが、今回9位タイでフィニッシュし、来週の出場権をゲットしました。
たまたま大学時代に試合慣れしたコースでのPGAデビューという幸運にも恵まれたわけですが、実力通りにプレーするは本物である証拠と思います。
息子にも言ってあるのですが、ワールドアマチュアランクTOP100、学生ランキングTOP25位ならPGAで稼げるチャンスがあると。
TOP100近辺はPGAに定着するまで5年くらい掛かるかもしれないけど、チャンスは大きい。
今回の試合でTOP5はかなりイケル線なのが証明されたような気がします。
ちなみに日本でプレーするアマチュアが世界ランキングの基礎になるポイントを得るのは至難の業です。
なぜなら彼らはポイント加算が低い(選手層が薄い)日本のトーナメントでプレーすることが殆どで、仮に上位入賞しても、アメリカの草トーナメントと同じような評価しかもらえません。
この辺は次の機会に記述しますが、そんなシステムの中松山選手が日本にいながら世界TOP5を維持していたというのは実力がズバ抜けていたことを意味します。
松山君の高校時代のルームメイトを知っていますが、ハーフでも一回も勝てなかったそうです。笑
返信削除