フェアウエイゴルフさんのご厚意で今流行のKBSシャフトを試打することが出来ました。
一つはKBS TOURのSフレックス
ヘッドはツアー・プリファード。
もう一つはRフレックスでヘッドはR9です。
まず、Sフレックスの方ですが120gの割には全く重さを感じません。(ウワサ通りでした)
私が現在使用中のProject X 5.5は115gですが全く同じ重量感覚でスイング出来ます。
特筆すべきはシャフトのしなり方が(同じ設計者なのに)Project Xとは全く違います。
Project Xはしなり感が少なく調子が悪いときはシャフトのしなりを出そうと、スイングを余計に悪くしてしまいがちな所があります。
よく言えばスイング中にヘンな挙動が無く非常に安定しており叩きに行けます。
KBSのしなりは
「インパクトで戻る」
要は弾く感じですかね。
ですから弾道もProject Xよりは高めになります。
よく言えば気楽に球を上げられる、拾ってくれるということでしょうか。
その挙動が逆にイヤな人も当然いると思います。
飛距離の差は残念ながら全くありませんでした。
「アイアンの距離が6ヤード伸びた!」
なんて事を期待していたんですが。。。
Rフレックスは私には柔らか過ぎるようです。
7Iで150Y位しかキャリーが出ませんのでRでも行けそうな感じですが、KBSはしなりを感じるシャフトですので、インパクトで「待ち」が必要になります。手元を止めてヘッドの戻りを待つという感覚です。
結論としては、
「重量のあるシャフトで軌道を安定させたいけど、振り切れるか心配・・・」
というプレーヤーに向いていると思います。
シャフトの動きがDGやProject Xとも違うのでまずは(広いところで)試打することをお勧めします。
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