2008年11月19日水曜日

大学でプレーするということ

先日行われたジュニアの試合で第一ラウンド後、近くのテーラーメイド本社会議室で大学進学のための講習会がありました。



元大学ゴルフ部コーチが講師として招かれ、大学チームでプレーできるようになるための準備、具体的行動など濃い内容の話がありました。

私もその昔はゴルフで大学に入学したわけですが、アメリカのそれは日本とは全く違っています。

まず、

高校の成績が平均以上でなければならない。
頑張れる人はクリアできる

高校卒業までに社会奉仕(百時間以上)を行わなければならない。
時間を作るのが大変

ゴルフの成績が良くなければならない。(全米ランク200位以内?)
やはり下手では無理

自分から大学のコーチに積極的にアプローチする。
アメリカらしい

大雑把ですがこのようなことを全て満たして初めてふるいに掛けられるわけです。

アメリカ社会は絶対に学業をおろそかにはしません。
フットボールだって野球だって学業成績が悪い人は大学には行けませんし、高校の授業も休ませてもらえません。(=試合に出られない)大学に進学した後でも同じことです。

勉強が好きな若者は余りいないと思いますが、嫌な事をやり遂げる素質がある子供こそ運動でも伸びるのではないでしょうか。アメリカ社会はそのことが分かっているのだと最近思うようになりました。

うちの長男も頑張っています。
毎日学校抜けてから練習と宿題に合わせて8時間以上費やしています。
今の子は何をやるにも大変ですね。


あと、日本と大きく違っているのは大学チームが抱えるプレーヤーの人数です。
その数たったの6~8人!
1年生から4年生合わせてこれだけです。だから入部するだけでも大変なのです。
私がプレーした部は60人位いましたね。

2008年11月12日水曜日

SCGA4ボール最終日

SCGA4ボールの最終日です。

昨日の2ペナは一切忘れて新たな気持ちでスタートしました。
2人で立てた目標は60!!
トータル12アンダーならトロフィーにはありつけるだろうと。

今日の同伴競技者は何と昨年のチャンピオンである若者コンビでした。
なぜか昨日はイーブンで相当ストレスが溜まったゴルフをしたと思われます。

1番からお早うバーディーを私が決めて順調と見えましたが、2番で早くもボギー。ロッキーが乗らず寄らず入らずで、私が3パット。
第一パットがグリーンを転がり落ちました。
カップ横8mから3m上を狙って打ったのですが、カップを一旦覗き込んだあとボールは不幸にもグリーン外へ。そのくらいグリーンは速いのです。

そんなこんなで前半は2アンダーで終了。
同伴チームは何と6アンダー。彼らのパーはたったの3つでした。

10番はロッキーが3m、11番は私が1.5mのバーディーを外しパーとした時点で意気消沈。
同伴チームがドライバーを300Y飛ばすのを間近に見ながら40歳オーバーのおぢさんも力が入ってしまい、ティーショットが右へ左へ・・・

大人気ないゴルフが積み重なり、後半あがってみればチームで2オーバー、トータルイーブンで全競技を終了しました。順位は28位タイでした。(出場50チーム)

同伴チームは本日9アンダーの63。アッパレです。
18ホール終了した時点ではタイだったのに36ホールでは9打差付いていました。彼らは5位タイでトロフィーゲット。

同伴ペアの1人は物凄く調子よくて1人でだけでも65でしたね。
パー5は全部イーグルパットなのですから基本的に違うゴルフです。

楽しいゴルフを見させていただきました。


優勝は初日のリーダーペアが引き続き65を出してトータル14アンダー。
2位に3打差のブッチギリといえる内容でした。さすがマスターズ経験者。


内容は違えども彼らのような凄すぎるプレーヤーと同じ土俵に立てるだけでも良しとしますか。

2008年11月11日火曜日

SCGA・4ボール・チャンピオンシップ決勝1日目

先日予選通過したSCGA主催の4ボール・チャンピオンシップの決勝です。

場所はロスの東に位置するランチョ・クカモンガ市にある



レッド・ヒル・カントリークラブ
6,578Y Par72   71.6/124

設立80年を誇る名門です。

全体の距離はないですが、ホールが木に覆われていて狭く上空にハザードがあるタイプのゴルフ場です。

またグリーンは12フィートくらいの速さですがアンジュレーションがキツく、上から又は横からのパットは超シビレます。(楽し~)

ところで私のゴルフは完全に準備不足。週末はジュニアゴルフに付っきりで練習もろくに出来ておらず、相棒のロッキー兄貴におんぶするしかない状態で望みました。

3番ホールにてチームでボギーとした後、事件は5番ホールで起きました。
5番は570Yパー5。

我々はボギー以来オーナーではありませんでしたから、同伴競技チームの黒人ペア(恐らく元フットボール選手)がティーショットを放ったあと我々も続いてティーオフ。

しかしセカンド地点に行くと一番飛ばない私のボールはグリーンまで160Yのところに鎮座していました。

・・・・・

一瞬何が起きているのか分からなかったのですが、ロッキー兄貴が

「Wrong Teeダァ!!」

と叫んだことで事態が飲み込めました。
我々は全員ティーBoxを間違え5番ではなく9番ホールをプレーしていました。

速攻で2ストロークペナルティが確定。
本来の5番パー5はチームスコアを7として終了しました。

初めてプレーするこのコースは各ホールが入り乱れるレイアウトで、毎回次のTeeは何処なのかを探さなければならない状態でした。

とはいえ全ては当然自己責任なのですが、解せないのは同伴チームにはその日雇った「ハウスキャディー」がいたことです。

そのキャディーは、雇い主が間違ったティーからプレーするのを何とも思っていなかったというか、見ていなかったというか、気づいていなかったというか何を考えていたのか全く理解できません。

ハウスキャディー付きのチームが先にティーオフすればそこが正しいティーだと思い込むではないですか。全く迷惑な話です。

この事件のお陰で、チームは前半4オーバーの40。
普通はアンダーしか出ないフォーマットでこれですからもうお先真っ暗です。

でもこのまま終わらないのが我々。
11、12番と私がバーディー。
ロッキー兄貴が14、18番を取って後半は32。

トータルイーブンでT25と、何とか形にはできました。(ホッ)

初日のリーダーは05年USGAミッドアマに優勝して06年のマスターズもプレーしたケビン・マーシュがいるチームで7アンダー。続く6アンダー、5アンダーもゴロゴロいます。

トロフィーの銀皿を何としてでも持って帰りたいのでありますが、明日は10アンダーくらい出さないと。

2008年11月10日月曜日

IJGT@ラ・コスタ2日目

1打差リードで向けた2日目は昨日と打って変わって天気は荒れ模様。
寒風が吹き荒れて時より雨が激しく振るようなカリフォルニアらしくない天気でした。



長男の調子は昨日よりまして悪くなっており、日頃の運の良さが出ればと願いながら観戦しましたが、終日目を覆いたくなるようなプレーの連続。


同組の2位連中もさほど上手いというわけでもなく、全員トータル7オーバーで前半終了。

10番で2位A君がチップインバーディー。

11番で2位B君がチップインバーディー。

12番で長男1.2mのバーディー外して首位に並べず。

13番では不運が重なり長男ダボ。2位B君がまたバーディー。

ドンドン差置いて行かれます。

結局上がり3ホールでも4オーバーもしてしまい(1mからの3パットが2回!)優勝どころか5位タイで終了。

スコアは82。




一緒にプレーした2位B君が優勝で、長男とは5打差の大差でした。

帰りの車では最初20分は全く会話なし。
私も言いたいことは山ほどありましたが、大人気ないことを言うのは止めようと考えていたので気持ちを落ち着けるためにも何も言いませんでした。

最初に、「今日の失敗で学んだことは?」と質問。

息子 「日頃の練習が練習になっていないということ」

中々判っています。

日頃は友達とパター戦ばっかりして、打撃もちょっといい球が連続しただけで「絶好調」と勘違いしたりで、精神年齢的には8歳くらいの感覚です。
同い年でも上のディビジョンで戦って優勝争いしている子もいるというのに。

今回の大叩きで本当に学んでくれたと思いたい。
さもなければこんな金と時間の掛かるトーナメントは辞めてエンジョイゴルフに切り替えます。

2008年11月9日日曜日

IJGT@ラコスタ・リゾート

6週間ぶりに長男のトーナメントです。

場所はソコソコ有名なラ・コスタ・リゾート・アンド・スパ。



13-15歳の部
北コース 6,383Y Par72
南コース 6,334Y Par72

以前はPGAも開催していたチャンピオンシップスタイルのコースです。



今年本格参戦しているIJGTはこれが3戦目ですが、過去2戦2勝です。
3勝したら犬を飼うという約束があるので本人やる気満々?

前日はショットもパットも絶好調という理由で勝手に早めに練習を切り上げていましたが、今朝スタート前の練習では絶不調。(そんなに甘くないんダヨ)

フォローがインサイドに入り過ぎていて球がつかまらないようです。
親父としても何か気の利いたアドバイスをしたいところなのですが、スタート前には何も言わないのが最良と過去の経験で決めてあるのでそのまま発進。

ショットは誤魔化しが上手くなったのか幾度もグリーンを捉えました。ところが得意のパットがぱっとしない。(・・・)



終日我慢のゴルフで2バーディー、6ボギーの4オーバーでフィニッシュ。
でも上がってみたら1打差で単独トップでした。(レベル低い?)

明日は最終組で南コースをプレーします。
もちろん今回も練習ラウンドはなしのぶっつけ本番で望んでいます。

2008年11月5日水曜日

無事帰国

無事帰国しました。

今回は一年半ぶりに日本にも上陸。
週末は寿司、てんぷら、蕎麦、焼き鳥と贅沢を尽くしました。

運良く石川遼君が優勝するシーンも見ることが出来ました。
歴史の瞬間を見た感じですかね。

でも私は一言言いたい!

18番のパー5で2打目を狙ったのは絶対におかしい。
あの状況(2打差、つま先下がりのラフ残り170Y、2位の深堀は2打目を出すだけ)で刻めないのは甘いと思う。

本人は「池をキャリーで超えさえすれば打てると思っていました」とウォーターショットは計算済みみたいなことを言っていたが、ウォーターショットはまさに水物。刻んで80Y先から狙うのとウォーターショットではどちらが寄る確立が高いのかは明白なこと。

実際に3打目はギリギリ土手を越えたから良かったものの(その運の良さが強み)、30センチ足りなかったらもう一回池だったし。

2打目を狙う石川の姿をを見て深堀は「もしかしたら追いつくかも・・・」と思ったと思いますよ。
逆にレイアップしたなら深堀は完全に諦めたと思います。

優勝するにも2位以下の人には「本当に参りました」と言わせるくらいやって欲しいですね。


でも石川プロは本当に上手い、特にショートゲームが。
飛距離も出てショートゲームも上手いとなれば将来が恐ろしいです。